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//usr/share/help/ja/zenity/calendar.page

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<page xmlns="http://projectmallard.org/1.0/" type="topic" id="calendar" xml:lang="ja">
 <info>
 <link type="guide" xref="index#dialogs"/>
 <desc><cmd>--calendar</cmd> オプションの使用</desc>
 
 <mal:credit xmlns:mal="http://projectmallard.org/1.0/" type="translator copyright">
 <mal:name>赤星　柔充</mal:name>
 <mal:email>yasumichi@vinelinux.org</mal:email>
 <mal:years>2011,2012</mal:years>
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 </info>
 <title>カレンダーダイアログ</title>
 カレンダーダイアログを作成するには、<cmd>--calendar</cmd> というオプションを使ってください。<app>Zenity</app> は、標準出力へ選択された日付を返却します。コマンドラインで日付を指定しなかった場合、ダイアログは現在の日付を利用します。
 カレンダーダイアログは、以下のオプションをサポートしています。

<terms>

<item>
 <title><cmd>--text</cmd>=<var>テキスト</var></title>
	カレンダーダイアログに表示されるテキストを指定します。
 </item>
 	
 <item>
 <title><cmd>--day</cmd>=<var>日</var></title>
	カレンダーダイアログで選択されている日を指定します。日は、1 から 31 の数字でなければなりません。
 </item>

<item>
 <title><cmd>--month</cmd>=<var>月</var></title>
	カレンダーダイアログで選択されている月を指定します。月は、1 から 12 の数字でなければなりません。
 </item>

<item>
 <title><cmd>--year</cmd>=<var>年</var></title>
	カレンダーダイアログで選択されている年を指定します。(訳注:西暦の数字部分で指定します。)
 </item>

<item>
 <title><cmd>--date-format</cmd>=<var>書式</var></title>
	日付が選択された後、カレンダーダイアログが返却する書式を指定します。デフォルトの書式は、locale に依存します。書式は、 <cmd>strftime</cmd> 関数が受け取れる書式でなければなりません。たとえば、<var>%A %d/%m/%y</var> です。
 </item>

</terms>

以下のスクリプトの例でカレンダーダイアログの作成方法を示します。

<code>
#!/bin/sh

if zenity --calendar \
--title="日付の選択" \
--text="日付をクリックして選択してください。" \
--day=10 --month=8 --year=2004
 then echo $?
 else echo "日付が選択されませんでした。"
fi
</code>

<figure>
 <title>カレンダーダイアログの例</title>
 <desc>Zenity カレンダーダイアログの例</desc>
 <media type="image" mime="image/png" src="figures/zenity-calendar-screenshot.png"/>
 </figure>
</page>